2017年1月5日木曜日

明けましておめでとうございます。年賀状や年賀メールを送ってくださった皆様、ありがとうございました。昨年も応援してくださり、本当にありがたく重ねて感謝いたします。また一年頑張って作品を書きますので、私の方こそどうぞよろしくお願いいたします。


●新しい年がやってきました。皆様、お休みには十分エネルギー補給なさったでしょうか。私は例年通り、三が日で身体が重たくなりました。今週来週あたりは食べ物に気を遣って調整しないと、ぶくぶくになってしまいそうです。

●ツイッターはじめました。ブログ同様どうも苦手意識が先に立ち、迷っていたのですが。正直、フォロワーさんがそれほど集まるとも思えないですし。でも、電脳世界がどんどん拡大、進化しつつあるこの時代、やらないよりはまし、ちょっとだけでも本の宣伝になればと決めました。ツイッターのサイトから池戸裕子で検索をかけてみてください。お手数かけてしまって、申し訳ありません。よろしくお願いします。
 写真が手軽にアップできるようになったので、自分で自分に少し期待しています。言葉の部分がキャプション程度でよいわけですから。長いとどうしても緊張してあれこれ考えてしまうのですよ。

●この先はツイッターとブログを併用して発信していくつもりです。ツイッターの方が中心になるのかな。何かまとめてお伝えしたいことがあれば、ブログに載せますね。だからちょっと思い出した時にでも覗いてみてください。
 今年の目標は『挑戦してみたいことをスローに、でも確実に少しずつ』です。自分のペースを守りつつ、ゆっくりゆっくり。


2016年12月25日日曜日

新刊『七日間限定カレシ 初恋を叶える方法』(ガブリエラ文庫プラス様)出ました。できましたら年越しのお供にでも読んでいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。


●今年もいよいよあと少しですね。ノロやインフルが猛威をふるっている模様ですが、皆様、お元気ですか。今年最後の本を出していただきました。表紙がとっても可愛いです。色目もほんわか可愛いし。お話も、明るく可愛くを目指したつもりです。
 七年越しの恋をあきらめようとした主人公が、彼のプロポーズを勝ち取るまでの物語。主人公の早紀はどこにでもいる普通の女の子ですが、相手の島津はちょっと天然です。モテてる自覚が無く、物事をすべて論理的に突き詰める性格で……。でも彼はまだ、本当の恋を知らないだけなのです。彼なりの愛情表現で二人の距離をつめようとするジリジリとしたもどかしさを楽しんでもらえれば。
 特典としてつけたショートストーリーでは、二人の新婚生活をちょっとだけ書きました。なんだかそれがとても楽しかったかも。

●先日、来年出してもらえるBL作品のカバーイラストを見せてもらえたのですけれど。私のイメージ通りですごくかっこ良くて素敵だったので、テンションあがりました。早く皆さんにも見てもらえるといいな。楽しみです。

●今年は自分的にちょっと無理をしてしまい、自業自得なのですが耳鳴りを発症してしまいました。一時、寝る時間がめちゃくちゃだった時に症状が現れたのですよ。身体には異常がなということで、ストレスと老化(泣)によるものらしい。何かに集中しているとやわらぐので、うまくつき合っていく覚悟です。なお、ツイッター検討中。もしスタートできたら、よろしくお願いいたします。

●一年、応援してくださった皆様、ありがとうございました。穏やかで楽しい年越しを迎えられますように。年が明けたら更新する予定です。
 


2016年9月30日金曜日

先日、新刊、出ました。エバーロマンス様『ないしょのハウスキーパー』(春野リラの名前で)。6月にもガブリエラ文庫プラス様『スイートブライダルへようこそ 敏腕社長の溺愛』(池戸裕子の名前で)を出していただきました。こちらはつい先頃電子配信もはじまったようなので、どうぞ、よろしくお願いいたします。

●もうすぐ10月! です。いつものごとくです。すみません。こんな状態なのに、ツイッターをやったらどうか、それぐらいやらないと駄目とアドバイスされたりして。こまめに更新する自分がまったく想像できないので、迷っています。写真などをササッとアップできるようになると、文章はキャプション程度ですまされるからハードル下がるのかな。

●一応、新刊のご紹介を。タイトルそのままで、ひょんなことから超絶人気アイドルのハウスキーパーをすることになった主人公のお話です。彼が外で見せている顔は寡黙なクールキャラなのに、実際は人懐っこいワンコタイプ。男勝りが原因で恋人と長続きしない主人公が、彼との間に愛を育んでいくお話です。出会いの最初から主人公は彼に惹かれますが、彼の方は姐御肌の彼女を頼りにし、魅力的な女性だと褒めつつも、自分のタイプではないと言います。最初から仲はいいのだけれど、気持ちのすれ違いは多々あるので、そのあたりのじれったさを楽しんでいただければ、と思います。イラストは弓槻みあ先生です。二人ともとっても可愛いです。弓槻先生ありがとうございました。

●あと、遅くなりましたが、その前に出た『スイートブライダルへようこそ』のご紹介も。主人公は失恋して傷心のOL。心機一転、ブライダル企画会社に再就職し、そこで出会った敏腕社長に恋をするというお話です。なかなか本物の愛をつかめない社長も傷心を抱えておりまして、二人が互いを想いつつ距離を縮めていく日々を覗いてみたい方は、ぜひ。主人公より社長が可愛いとか、一進一退のジレジレした流れが好きなどの感想をいただいております。
 

●年内、あと一冊でるかもです。その時はまたお知らせしますね。ちなみに今は久しぶりにBLを書いています。頭を切り換えて、自分の萌えを思い出しては補給しつつ、頑張っております。本になるのは来年ですけれど。

2016年4月11日月曜日

●新刊、出ました。現在、店頭に並んでいると思うので、ぜひとも読んでいただけると嬉しいです。

『灼熱王と薔薇の花嫁』
初めて書かせていただくレーベルです。講談社のホワイトハートさん。今、サイトに行くと試し読みができます。ショートストーリーも特集ページにおいてありますので、そちらに目を通していただければお話の雰囲気がなんとなくわかっていただけるかと。
私の場合、ヒーローは正統派プリンス系とワイルド系に分けられると思うのですが、最近出た本の王子様についてちょっと紹介してみますね。

『灼熱王と薔薇の花嫁』のサラジード
ワイルド系。幼い頃から王位を継ぐ者として弟とも明確に立場の違いを意識する形で育ったため、有能な王であることを常に意識している人。長年閉ざされてきた国の王様で鎖国派だったのが、ローズを知り、愛することによって考え方を変えることになる。彼にとってローズとの結婚は望まないものだったので、二人の関係は「帰れ!」「意地でも帰らない!」という最低ラインから始まります。

『復讐は甘い愛の香り』(春野リラの名前で書きました)のデューク
たぶん、ワイルド系。ただし庶民派──かな。親友を失った傷心を癒すため隣国に旅をし、ジョアンに出会います。そういえば、このお話はジョアンも王女ではなく森番の娘ですね。親友が可愛がっていたジョアンを救うため、自ら憎まれ役を買って出る優しさと男気のある人です。ほかのヒーローに比べると華はないのですが、裏表のない誠実さが私的には好みです。彼はジョアンの気持ちが親友に向いていると考え、秘かに苦しむことになります。

『公爵様の溺愛ハネムーン』のオリヴィエ
プリンス系。クール系ではなく甘甘スイート系です。一夫多妻的考え方のもと、育てられたヒーローが相手だとヒロインはどうするだろうと考えたところからできたお話です。夫婦ともに愛人を持つことを推奨する(=よりたくさんの人を愛し、愛されるのは本人が魅力的であることの証明)両親に育てられたオリヴィエです。でも、ご安心ください。リリアを妻にしてからは、浮気などはしませんので。できないのです。そんな気にならないのです。リリアが一番だから。でも、本人はそうした自分の気持ちの変化に本当の意味で気づいていないため、生まれて初めて経験する嫉妬心に振り回されることに。剣より花を手にする方が好きと公言する人ですが、実は剣も国で五本の指に入る腕前。パーフェクトだけれど、育ちのよさからくるぽやぽやっとした天然なところも持ち合わせている。出会った頃のまだずっと幼かったリリアを、自分が心の聖域でずっと大切に守り続けてきたのだと、彼は最後に気づかされるのです。


本でも映画でも、受け取る側が違えば抱く感想も変わってくると思います。だから、私は自分が読む側、見る立場に立った時は、ほかの人がどう思ったかはできるだけ気にしないようにして、さあ楽しむぞっと作品に向き合うようにしています。
できたら、私の作品と読者さんとの出会いもそんなふうであったらなと願っています。
あ、でも。この間、読者さんにも指摘されたのですが、ラブシーンについてはBLでもずっと言われ続けてきたように、私は薄いです。いえ、私としては精いっぱい頑張ってはいるのですが。面白い物語とともにその点もしっかり書き込んでいる作家さんはたくさんいらっしゃるというのに……。でも、手抜きしているわけではないので、これが私の作風ということで、お許しください。というか、それでもいいよという方が私の作品を手に取ってくださっているのかなと思います。ありがとうございます。

そうだ、もうひとつ!
今月、ヴァニラ文庫の『帰ってきた王子と忘れられた令嬢』のコミック版が出ます。15日です。漫画化してくださったのは、前作もお世話になりました黄上恵理先生です。私もまだ読んでいないのですが、『退屈王のお妃選び』の時も原作以上に面白くドキドキするお話に描いてくださったので、今から楽しみにしています。

仕事がまだ暗黒期を抜けておりません。光も見えたり見えなかったり。でも、毎作、これが最後の一冊かもと考えながら全力投球しています。一人でも多くの方に読んでもらえますように。









2016年2月27日土曜日

新刊でました。『復讐は甘い愛の香り』


つい先日発売となりました。春野リラの名前で。
今はまだ、本屋さんによっては平積みになっているのではないかと思います。
タイトルに復讐の二文字が入っているし、裏表紙の説明には、[ジョアンは大切な人を失った悲しみから逃れたくて、行きずりの男に~]とあるので、シリアスハードモードのお話のように思えるかもしれません。が、ご安心ください。いつもの私のノリ(?)です。
できれば手に取って読んでいただけると嬉しいです。読者さんのおかげで、また次の作品へと続いていくので。

いろいろ書きたいところですが、仕事の進みが悪くて気持ちに余裕がないので、また一段落したら更新しようと思います。できれば来月中頃には。
とりあえず、今年も湯島には行けそうにないです。がっくし。



2016年1月20日水曜日

ご挨拶が遅れました。今年もよろしくお願いいたします。

今年の始まりも相変わらずの私で申し訳ありません。前回更新してから年末年始にかけてずっと原稿を抱えて四苦八苦しておりまして、どうもそういう時はほかのことをするのが億劫になってしまうようで、ついノビノビになってしまっていました。
たぶん、ここを覗いてくださっている皆様はもう慣れっこかと思いますが。ごめんなさい。

ホームページは、やはり11月末日をもって見られなくなってしまいました。改めて支えてくださった皆様にはお礼を。ありがとうございました。

お仕事については、二月に新刊が出ます。今回は復讐がテーマ、かな。
今年も昨年と同じぐらいのペースで本を出してもらえそうです。感謝です。もしかしたら、一冊か二冊、多くなるかもしれませんが。まだ、はっきりはしていません。

私は本当に何年経っても、今年もまた……ええ、自分に自信というものがなかなか持てずにいます。幸運でデビューした新人のような気持ちが半分ぐらいまだあって(実際、幸運だったなとも思います)、これじゃ駄目だとか私は後退しているとかいう考えから抜け出せずに、焦ったり空回りしている時がよくあります。どうしてもこの状態からは抜け出せないのですよねぇ。また一年、もがきながらもつき合っていかなければなりません。とにかく頑張ります。

今年こそ、息抜きに書いたものを形にできればいいのですが。どうかな。できるかな。まだ一年がスタートしたばかりなので、とりあえず野望は捨てていません。なにせ息抜きなので完成度とかそういうのはあまり意識してないから、本当に趣味の範囲なのですけれど。できれば同人誌に戻りたい。でも、そこまでの体力も時間もまだないということで、ネットで読んでもらえるようにするつもりです。
とにかくこうして書いておけば、少しは怠け者の私の背中を押してくれるかなと思いまして。
ああでも、去年も同じようなこと書いて、結局流れてしまいました。ううう。

もうひとつ、今年こそ、湯島の梅を見に行きたいです。





2015年11月24日火曜日

新しい本がでます2

●本屋さんによっては、もう出ているみたいです。

『公爵様の溺愛ハネムーン』(ガブリエラ文庫さまより)

まず、アオイ冬子先生の描いてくださったイラストがとっても可愛いです。カバーは色合いも柔らかくて優しくて、思わず手に取ってくださる方も多いんじゃないかなあと思います。アオイ先生、ありがとうございました。

中身の方は、糖度がけっこう高くなったかも。なにしろ二人とも最初からお互いが大好きなので、気持ちの行き違いはあっても、衝突して離ればなれになったりとか、辛い展開はありません。
公爵様は、書く前はもっとバリバリの正統派王子様のイメージだったんですよ。ところが書いていくうちに、ちょっと天然の入った変わった人に。シーンによっては主人公の方がずっと大人に見えたりもします。
先に出た『獣の王と黒衣の花嫁』(エバープリンセスさまより。春野リラの名前で)とは王子様のタイプがまた違うので、あわせて読んでいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。


●それから、2003年に開いたホームページ『くらげのきもち』について。今月末で閉じてしまうかもしれません。プロバイダーの方で何か変更があって移設しなければならないのですが、手続きが大変なうえ、すでに私自身がぺージを更新できなくなっているため、だったらこの機会に終わりにしようかなと考えました(移設しないままでいると、たぶん、末日を持って見られなくなるんじゃないかと思います)。ずっと覗いてくださっていた方々、感想を紹介させてくださった方々、何かしらの企画に参加してくださった方々、同人誌を買ってくださった方々、皆様には心よりお礼を。本当にありがとうございました。
ちなみにページで紹介している同人誌はまだ少し手元にありますので、万が一ほしいと思われる方がいましたら、郵便振替の形でお申し込みください。先着順でお分けいたします。