2015年11月24日火曜日

新しい本がでます2

●本屋さんによっては、もう出ているみたいです。

『公爵様の溺愛ハネムーン』(ガブリエラ文庫さまより)

まず、アオイ冬子先生の描いてくださったイラストがとっても可愛いです。カバーは色合いも柔らかくて優しくて、思わず手に取ってくださる方も多いんじゃないかなあと思います。アオイ先生、ありがとうございました。

中身の方は、糖度がけっこう高くなったかも。なにしろ二人とも最初からお互いが大好きなので、気持ちの行き違いはあっても、衝突して離ればなれになったりとか、辛い展開はありません。
公爵様は、書く前はもっとバリバリの正統派王子様のイメージだったんですよ。ところが書いていくうちに、ちょっと天然の入った変わった人に。シーンによっては主人公の方がずっと大人に見えたりもします。
先に出た『獣の王と黒衣の花嫁』(エバープリンセスさまより。春野リラの名前で)とは王子様のタイプがまた違うので、あわせて読んでいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。


●それから、2003年に開いたホームページ『くらげのきもち』について。今月末で閉じてしまうかもしれません。プロバイダーの方で何か変更があって移設しなければならないのですが、手続きが大変なうえ、すでに私自身がぺージを更新できなくなっているため、だったらこの機会に終わりにしようかなと考えました(移設しないままでいると、たぶん、末日を持って見られなくなるんじゃないかと思います)。ずっと覗いてくださっていた方々、感想を紹介させてくださった方々、何かしらの企画に参加してくださった方々、同人誌を買ってくださった方々、皆様には心よりお礼を。本当にありがとうございました。
ちなみにページで紹介している同人誌はまだ少し手元にありますので、万が一ほしいと思われる方がいましたら、郵便振替の形でお申し込みください。先着順でお分けいたします。



2015年10月24日土曜日

新しい本が出ます


●──出ました、かな。春野リラの名前でエバープリンセス様から。
   『獣の王と黒衣の花嫁』
イラストは引き続き、茉莉先生です。
25日発売ですけれど、すでに店頭に並んでいるところも多いと思うので、見かけたら手に取ってもらえると嬉しいです。読んでもらえると、さらに嬉しいです。

●今回は、花嫁に次々7人も逃げられてしまった王様と、彼に嫁いだ王女の物語です。王様には人には打ち明けられない秘密があり、王女も自国では黒髪黒い瞳で忌み嫌われてきた過去があります。それぞれ悩みや傷を抱えている二人が、不器用ながらも寄り添っていくお話。最近では特に苦戦した作品なので、その分、楽しんでもらえるといいなあと、昨日も近くの神社に行ってお願いしてきました。もし、面白かったら、どこかで感想やお勧めメッセージなど書いていただけるとありがたいです。

●アニメ『うしおととら』。毎回、とても面白く見ています。どのキャクラターも、授かった自分の人生を一生懸命歩こうともがいているところが好き。だからだと思います。お話全体から感じる熱量が大きいのは。伝統的な少年熱血マンガのわくわくを味わえる作品。 
 藤田先生の『黒博物館』シリーズも面白いので、未読の方はぜひ!

●私はサスペンスやホラー系の作品を観たり読んだりするのが好きで、いずれは自分でも書いてみたいなと思ってきました。趣味で書く分には問題ないし、今は同人誌を作らなくてもネット上で読んでもらう手段はいくらでもあるしと、ずっと楽しみとしてとっておきました。去年あたりから、少しずつ始めてはいるのですが、うまく時間のやりくりができなかったり、いざ書こうとすると手強さを実感したり・・・。時間はかかるでしょうが、いつかはこのブログで紹介できるように頑張ります。
 ちなみにキャラ文庫さんから出していただいた『鬼神の囁きに誘われて』のみ、唯一ちょっとホラー風味のファンタジーです。
 そうそう。11月には『劇場霊』というホラー映画がありますね。それから、来年は『残穢』も。こちらは小野先生の原作本を読んでとても面白かったので、楽しみです。
 


2015年9月4日金曜日

いずれ青息吐息です。


●やっと更新です。なまけものですみません。お仕事についてですが、今のところ年内に二冊出していただける予定です。女の子ものです。お報せできる時が来たら、また紹介したいと思います。それからたまにお問い合わせいただく男の子の方は、いずれ新作を読んでいただける時もあると思うので、その節はよろしくお願いいたします。

●夜書いた手紙は、朝読み返して出した方がいいって、昔からよく言われますよねぇ。この前、原稿推敲している時、まさにそういう心境に陥って、一人で悶えておりました。特にヒーローが突然で登場するシーンにはびっくりしてしまいました。あれ? 前振りはどこ? って感じで読み返してみたけどやっぱり無くて。駄目ですねぇ。今日は調子がいいぞと思う時はかえって警戒した方がいいみたいです、私の場合。
こういうことがあると、初心にかえって仕事をするようにと誰かが戒めてくれているんだと思うことにしています。

●これから締め切りが続きます。もう今から息切れしそうな予感が・・・・。でも、お仕事ひき続きいただけるありがたさは身に沁みているので、頑張ります。


2015年7月20日月曜日

関東は梅雨明けらしいです。

●蒸し暑いですね~。ここを覗いてくださっている皆さんは、お元気だといいのですが。私は最近は冷房に身体がついていかなくなってしまったので、わりとギリギリまで団扇で頑張っています。ただ今の室温、31℃。昼間より少し下がったかな。
●前回同様、仕事関係では特にお報せすることはなくて。ごめんなさい。でも、ほぼ書き上がっていて、いずれ読んでもらえる作品もありますので、そのうち。
 しかし、女の子が主人公のものは、まだハードルが色々ありまして、けっこう苦戦しております。とにかく一作一作、地道に取り組んでいくしかないですね。応援してくださる編集さんや読者さんが力の源です。いつもありがとうございます。
●ジョジョが終わってしまいました! メインのキャラクターが亡くなってしまうのは、辛いですね。この人、死んじゃうんだなあと思うと、該当回が来る前からもうすでに苦しくなってしまい、大変でした。原作ものでしょんぼりするのは、こういう時です。
 今は『うしおととら』を楽しみに見ています。とら、可愛いですよね。藤田先生の作品『からくりサーカス』は、私の周りに号泣する人、たくさんいました。
●次回は8月の半ば頃にでも、更新します。




2015年6月17日水曜日

一カ月遅れの更新

●まったくもう、すみません。四月の末から体調があまりよくなく、原稿がまったく進まなくて入稿が遅れてしまい、やっと入ったと思ったら、私的に外せない用事ができまして。半月ほど東北へと旅立ちました。当然のごとく次の仕事もおしてしまっているので、現在、かなり青くなって頑張っている最中です。一カ月が過ぎるのが、なんと早いことよ。
●次の本まではまだ間があるので、特別お報せすることもないのですけれど。別ペンネームについては、読者さんにとっては作品に何か違いがあるということはないと思います。私のなかでだけわかる、ささやかな作品のカラーの違いはあるかもしれないけれども。今後、どちらも手に取ってもらえると嬉しいです。

●私、金田一耕助作品はどれも好きで、放送されると過去に見たものでもついチャンネルをあわせてしまいます。金田一を演じた役者さんはとてもたくさんいるというのは聞いていましたが、あの健さんも演っていたとは、知りませんでした。つい先日、幸運にもケーブルで放映されたので、楽しみに見てみたところ・・・。高倉健版金田一、スポーツカーに乗っていました! しかも、美人の秘書連れて。
1961年の作品。私などには任侠映画のイメージが強いですが、それ以前にも様々なジャンルの作品で活躍なさっていたのですね。しかし、スポーツカーってのはなかなか。

2015年4月29日水曜日

もう一冊の新刊



●オークラ出版さんのエバープリンセスにて、春野リラのペンネームで新刊出ました。
『魔の森の乙女と美貌の子爵』
さる事情で森のなかで育った主人公が、美貌の王子様を拾ってしまうというお話です。森を出てはいけない、誰かを愛してはいけないという父親との約束を破って彼を好きになってしまった彼女の恋物語。経緯を知らない王子は一時、彼女を憎むことになるのですが、もちろん最後はハッピーエンドです。よかったら読んでやってください。カバーもとってもキラキラの可愛いイラストです。今ならまだ新刊ということで、本屋さんでも平積みになっているかもなので、手に取りやすいかな。
 発売日を過ぎたらお報せしていいということだったのでもっと早く更新するつもりだったのですが、ここのところずーっと胃の調子が悪くて悪くて。今も原稿が思い通りに進まないだらしのない状況なので、遅くなりました。申し訳ありません。
 今日はとりあえずお報せのみで。次回は五月の中頃に更新するつもりです。

2015年4月12日日曜日

新刊、無事、出ました。


●相変わらずです、ごめんなさい。更新が予定より一週間以上遅くなっちゃいました。おかげさまで、ヴァニラ文庫の新刊、灼熱王とセシリアの愛のお話、無事、出ました。もう読んでくださった方はいらっしゃるでしょうか。
 今回の王子リオンは、無骨で不器用、恋愛ごとには鈍感なところもあるけれど、心の優しい男、ということで、私は好きなタイプです。対する主役のセシリアはというと・・・・・。
 最初の読者になってくださった編集部さんには、「今回の彼女は大人ですね~」と感想をいただきました。私的にはそういう点を意識して書いたわけではないのですが、王子に引っ張ってもらいたいと願う女心の一方で、彼女にも王子を引っ張っていくだけのパワーを与えたかったというのはあります。読者さんがどんな感想を抱いてくださったか、気になるところです。
●好きなシーンは、やはりあれですかね。酒場でセシリアが娼婦の女に挑発されるシーン。ピンチを負けずに切り抜けるセシリアの聡明さと度胸、プライドを描きたくて考えた場面です。書いている時は、私は王子の気持ちになって彼女を惚れ惚れ眺めていた気がします。

コミカライズについても少し。私は漫画の原作を書いたことはちょっとだけありますが、自分の作品をまるごと漫画にしてもらったのは、初体験でした。だから、どんなふうになるのかと出来上がってくるのを楽しみに待っていました。私自身、一人の読者になった気分で。
 全編を一冊にしっかり書き込んでいただいていて、とても嬉しかったです。登場人物も、各自個性を摑んだキャラクターに描いてもらっていたし。漫画を読んで原作を手に取ってもらえたら嬉しいと考えていましたが、漫画は漫画で十分楽しんでいただけるから、それだけでもいいかもとちょっと思ってしまいました。改めて黄上先生に感謝を。
 この漫画が、私のほかの作品を読むきっかけになってくれればと願っています。

●次回の更新予定は26日の週あたり。今月、もう一冊文庫が出ますので、そのお報せを。よかったらチェックしてやってください。(今日は字のサイズを変えてみました。私自身、読みやすい大きさに)
 

2015年3月24日火曜日

『天才探偵ミタライ』


●おもしろかったです~。玉木さんと石岡さんが演じた御手洗さんと石岡君のコンビは、二人の関係が醸しだす雰囲気といい、ビジュアル的にも私にはまったく違和感なかったです。掛け合いのシーンは謎解きの合間のアクセントにもなってて、面白かったなあ。
 残念ながら視聴率はあまりよくなかったそうですが、どうなんだろう。原作ファンのなかには、録画してあとでじっくり腰をすえて見ようという人も多かったんではないでしょうか。その点も考慮してもって、続編ができることを祈ります。ぜひ!
 そうそう、玉木さんの御手洗さんを見ていたら、島田先生ご自身にもなんとなく似ているなあと思いました。あ、あと、島田先生って、昔から読者思いで知られていましたね。

●仕事のことを少し。4月3日発売の新刊の前に、同じヴァニラ文庫の既刊『不埒な求愛~退屈王のお妃選び~』のコミカイズ版が出ます。乙女ドルチェコミックスのサイトを覗いてもらえれば、ちょこっとキャラなどが見られます。
 漫画を担当してくださったのは、黄上恵理先生。ありがとうございました。私もまだ拝見していないので、できあがってくるのが楽しみです。
 漫画を読んで→よし、原作も読んでみよう! と思ってくださる方がいると、なお、嬉しいです。

●次は来月。新刊が出た後にでも。

2015年2月28日土曜日

かろうじて翌月更新です。

●もう二時間もすれば、三月です。ついこの間、新年を迎えたと思ったのになあ。去年から引きずっていた原稿やその後の作業などを片づけているうち、あっという間に過ぎてしまいました。先週あたりから、ようやく今年やるべきことに向けて、のそのそ歩き始めた気持ちです。

●次の本については、今のところ四月に二冊出る予定です。
 一冊は、ヴァニラ文庫さん。こちらはハーレクイン社さんのサイトで見ていただければ、一部、試し読みもできるようになっていますので覗いてみてください。
 イラストは氷堂れん先生です。カバーイラストはすでに見られますけれど、本当に綺麗です。国一番の美女──でも、美女であることがコンプレックスのヒロインと、情熱的でワイルドなヒーローの恋物語です。発行されましたら、また、個人的に好きなシーンとか読みどころとか、紹介させてもらいたいと思います。
 もう一冊は、四月になったら改めてお報せしますね。

●おお、そうだ。私のなかでの最近のニュースは、あの島田荘司先生の不朽の名作、『御手洗潔シリーズ』が、ついに映像化! ってやつです。当時、私もすごーくハマってしまい、たくさんの作品をワクワクしながら読ませていただき、かつ、友達のファン同人に書かせてもらったりしてました。
 で、主役を演じるのは玉木宏さん。島田先生がぜひにと望んだと聞いて、そうかー、御手洗さんってあんな感じなのかと驚いたり感心したり。
 ちなみに石岡君は、堂本光一さんです。
 和製、ホームズ&ワトソン、楽しみです。

●次の更新は、できたら半月後ぐらいに。


2015年1月21日水曜日

♢今年もよろしくお願いいたします♢

●12月更新の予定がまたひと月もずれこんでしまった、だらしのない私です。申し訳ありません。昨年は父を亡くしたり家人が一時病気になったりと踏んだり蹴ったりの一年だったので、今年は穏やかに過ぎてくれるといいなあと願いつつ、新年を迎えました。あ、でも、おみくじは大吉だったんですよ~。ここ何年も末吉だったから、けっこう嬉しかったなあ。
 去年の年始にやりたいと思ったことは結局できずに終わってしまったので、今年はちょっとずつでも楽しめるといいなと思っております。まぁ、やっぱり書く楽しみなのですけれど。

●年賀状や御年賀のメールをくださった皆様、ありがとうございました。後日、お返事出させていただくつもりでおります。気長に待ってもらえるとありがたいです。

●相変わらず特に書くことも思い当たりません。次の本は、春頃でしょうか。
 時々、コミケに復帰しないんですかとお問い合わせをいただきます。2008年の冬コミに申し込んだのが最後だから(当日は欠席したので、最後の参加は夏ですね)もう6年経ってしまいました。それでもこうやって声をかけてくださる方がいらっしゃるのが、本当にありがたいです。私はコミケはサークル数が300だか400だかの時から足を運んできたので、とても愛着があります。
 昨年、古い友人が十数年ぶりにコミケに参加したと聞き、自分のことのようにわくわく嬉しくなりました。ということは、自分のなかにもいずれはまた──と考える気持ちが消えていないんだなあと実感した次第です。なので、参加資格に年齢制限はないし、近い将来の楽しみにとっておきたいと思っております。